比較的骨格が華奢な日本人は、首や肩のこりに悩まされる人が多いもの。その中でも、首や肩のこりの症状がいつもと違うと感じたら、他の病気が隠れているサインかもしれません。今回は、その見分け方についてまとめました。
急に起こるひどい首や肩のこりの原因は、運動不足や姿勢、病気などさまざまありますが、大きく分けて3つの要因が考えられます。
(1)老化によるもの
いわゆる五十肩で、長年の肩の使い過ぎによって、腱や筋肉に炎症が起きている状態で起こります。
(2)神経障害によるもの
椎間板ヘルニアや頸部脊髄症などで神経が圧迫されると、急な痛みやこり、しびれを伴うことがあります。
(3)内臓疾患によるもの
肩こりになる明確な原因がないのに、急に首や肩に強いこりを感じた場合は、他の病気の可能性も考えられます。
慢性的なこりと急なこりの違いは、「原因がはっきりしないこと」です。慢性的な首や肩のこりは、同じ動作を続けたときや、特定の時間帯に痛みが出るなど、ある程度原因が想像できるもの。
一方、急なこりの場合は、起きた直後に激痛が走ったり、短時間で痛みが悪化したりする他、目のかすみや片方だけに鋭い痛みがあるなど、慢性的な肩こりとは異なる症状がみられます。
いつもと明らかに違う急な首や肩のこりは、「脳梗塞」といった重大な病気のサインである可能性もあります。首まわりの血流の異常や神経の障害によって筋肉が緊張し、強いこりとしてあらわれることがあります。痛みがなかなか引かない、腕を動かしにくいといった症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
大きな病気でなくても、ちょっとした骨のゆがみや筋肉の状態によって、急な首や肩のこりが起こることがあります。
(1)枕が合わない場合
枕を新しくしたり、枕カバーの素材を変えたりしたことで、首や肩のこりが起こる場合もあります。枕の高さが合わなかったり、枕カバーがなめらかな素材だと頭がすべり、寝姿勢に負荷がかかったりすることがあります。
(2)アルコールを摂った場合
アルコール度数の高いお酒を多量に飲むと、首や肩に痛みを感じることがあります。アルコールによる血管の収縮によって血行が悪くなり、筋肉への酸素供給が不足することで筋肉が硬直。急な痛みやこりとしてあらわれることがあります。
急な首や肩のこりを感じたら、放置しないことが重要です。原因を考えて対処しても症状が改善しない場合は、早めに医療機関に相談することをおすすめします。
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